タイトルの通りなのですが、固定電話からの転送費用が非常に高額です。
当行政書士事務所はまだまだ立ち上げたばかりであり、こちらからどこかへ電話をしなくてはならないなどということは基本的にないのですが、それでも電話は掛かってきます、しかもかなり頻繁に。
なぜならば「令和3年3月1日」をもって、自分の名前、事務所の所在、電話番号が日本行政書士会のHPで検索した際に表示されるようになった、つまり行政書士として登録されたためです。
それで、そうなると真っ先にその電話番号を確認、電話を掛けてくる方々、それは様々な分野で事業を行っている会社の営業担当の方なんですね。
本当に早いところでは3月1日、おそらく登録が済んでHPに氏名等の記載があったであろうタイミングとほぼ同時に電話を頂きました、凄い気合の入りようです。
もちろんこれは全て掛かってくる電話なのですが、当事務所が公開している電話番号は固定電話。つまり、場合によっては自分の携帯電話へ転送している場合があるのです。
これが、今回ちょっとだけ困ったなという感じになった通信費の高さの原因になっていました…
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固定電話⇒携帯電話の転送には通話料金が…
まず根本的な話からになるのですが、もしかしたらご存知でない方も居られるかもなので一応書いておきますと、固定電話から携帯電話へ、「掛かってきた電話を転送」した場合には、その転送している端末間で電話を掛けているのと同じ通話料を要することになります。
これが契約している会社にもよるとは思いますが、1分当たり20円弱となっています、1分20円、6分で120円、つまり時給に換算すると1,200円ですね。
何だか高いような安いような、実に微妙な金額ではありますが、これを「受けた電話」で払い続けているのはなかなか酷なこと。
当然掛けてきた側には「こちらは転送されていて、受けた側に料金が発生しています」などということは伝えられず、特に相手が営業のために電話していると、どうにかして切らせまいとして話を長引かせる。
それが積もり積もって、まだ行政書士に登録されただけ、HPもないし徽章もない、何もしていない状態で請求された電話料金には、大半がその転送によって生じたのであろう金額がバッチリ1,300円分上乗せされていました。
これを痛手と見るか将来への投資と見るかなのですが…まあおそらく痛手、損失と考えた方が良いでしょう。本当に微々たる金額ですが、この1,300円、おそらく当行政書士事務所の発展に何ら貢献しない、どこかの会社の営業担当の方と不要な会話をした部分が半分以上を占めているのではないかと思うためです。
それで、この転送に係る電話料金、これが事務所運営における最初の課題として取り組むことになってきてしまいました。まだ何ら売上もないのに、日々掛かってくる電話に料金を払い続けるのはちょっと、という感じであり、どうにかしていかなくてはなりません。
「携帯に転送」を設定したまま忘れていることが多い
まずこの問題を語るうえで欠かせないのは、ほぼ何日かに1回はやってしまう「転送にしたまま真昼間もそのまま」、つまり自分が事務所に、固定電話のすぐ横に居るにも拘らず鳴るのは自分の携帯、というミスです。
もちろん機会損失を考えた場合、「転送にするのを忘れて外出した」という場合よりも遥かにマシなわけですが、それでも先程出てきた時給換算にして1,200円の通話料金をむざむざ支払ってしまうことになります。
ということで最初にすべきはこれの防止、朝行ったら転送を解除、出るとき、帰るときには転送を設定、それだけのことなのですが…案外こういうのは忘れます。
そして、もし忘れていたことに気付いたとしても、先程述べた「転送し忘れ」と違ってリスクが小さいため、どうしても放っておきがちです(それが転送だけで1ヶ月に1時間も電話していたことに繋がったのですが)。
ですがここからは若干気を引き締めて、小さな損失だからといって絶対に放置しないという心づもりでやっていくことにしたいと今誓いました。そのうちグダグダになりそうではありますが。
しかしこの転送の設定と解除、これを1日に数回やらねばならないというのは非常に大変なことです、いえ、大変ではありませんが実に面倒で非効率的なこと。
となると何か、こんなことをしなくても良い仕組みがあればと考えてしまいます…
一応それらしきものはあるらしい
ということで調べてみたのですが、やはり比較的高額になってしまう電話の転送を、何らかの装置やアプリ?等を使って無料にしてしまうシステムが存在しているようです。
ここで具体的な商品名やそれを提供している会社名を書いてしまうと、それこそよくわからないアフィリエイト臭い宣伝記事のようになってしまうので差し控えますが、もし興味のある方は「電話転送 無料」でGoogle検索してみると良いでしょう。
それで、こういったシステムなのですが、よくよく見てみるとやはり高額でした。初期投資のみで終わるものが多いようですが、それでも今思い悩んでいる千円そこらの金額とは桁違いでした。
おそらくはもっと複数の社員(外出する)を抱えるような企業向けの商品であり、まだ立ち上げたばかりで営業電話以外掛かってくることのない行政書士事務所には分不相応な代物です。
ですがこういったもの、いつかもっと「毎日何件も問い合わせが来る」ような状態になった際…なるのかどうかは自分次第ですが、そういう感じで導入を検討する日が来ればよいなと思いました。
しばらくは地道にやっていくしかない
ということで、転送電話を無料にしてしまうようなアイテムの導入にはまだまだ早い、今は地道に転送のオンオフを切り替えていくしかないということがわかりました。
とはいえこの程度のことだとやはり忘れがち、忘れなくても蔑ろにしてしまいがちであることも事実。よってしばらくは紙に書くなどして事務所の壁、見やすい位置に貼る、或いは電話機そのものに「転送切り替え!」などと貼ってしまうなどして切り抜けます。
明日、朝行ったときにこのこと自体を失念していなければ良いのですが…
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