行政書士の国際業務について勉強を進めています

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そろそろ夏も終わり、秋になってくる頃なのですが、ここにきて真夏の暑さがぶり返し、もはや残暑とは言えないような環境へとなり果てています。

日頃から熱中症に注意して、本格的に涼しくなるまでは冷房効いた部屋(事務所はスポットクーラーのみですが…)で、ゆっくり行政書士業務に関する知識を蓄えたいものです。

それで、行政書士業務といっても、それこそ星の数ほどもあり、行政書士として受任することが可能な全てを網羅することはまず不可能に近いでしょう。

ということで、本格的に詳しくなりたいというのであれば、そのうちいくつかを選択し、突き詰めていくしかないのですが、そのいくつかその中で、現在主として勉強を進めているのが「国際業務」に関する制度や事例についてです。

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まずは書籍を購入して知識の獲得を

ということでまずは、書籍を購入しての知識の獲得に走っているわけですが、最初に選択したのは以下の2冊↓

上:よくわかる入管法 下:実務家のための100の実践事例でわかる入管手続き

『よくわかる入管法』は制度に関する「説明」といった感じのもので、「○○とは何ですか」や、「○○について説明して下さい」など、質問に対して回答していく、いわば「よくある質問はこちら」タイプの記述方式となっています。

一方、『実務家のための100の実践事例でわかる入管手続き』の方は、実際の事例を挙げて具体的に、こういう場合にはどうしていくべきなのかについての解説が、詳細な部分まで記載されているといった感じのもの。

そして、前者は比較的ボリュームがあり、じっくりゆっくり読んでいくべきかなと思うのに対し、後者はサクサクと、ハイペースで読み進めていくことが可能なタイプのように思えます。

今後、さらに書籍を追加していく予定ではありますが、特に「よくわかる入管法」についてはもう少し読み込みたいと思っていますので、次の購入はしばらく先になりそうだなと感じています…

昨今は問題になっていることが多い出入国、在留関係…

さて、現在絶賛勉強中の国際業務なのですが、これには当然「出入国在留管理庁」が絡んでくるわけで、ここ最近はその業務に関してかなりニュースになったり、問題だとして指摘されている点があるように思えます。

例えば先日、名古屋の出入国在留管理局にて、外国人の方が必要な医療を受けられずに亡くなられた件に関して、入管職員の対応が良くなかったのではないかというような内容で、メディアなどからバッシングを受けている状態です。

もちろん職員の不手際もあったのだとは思いますが、その事件には他の要素もあったのではないか、職員の行動だけでそこまでの事態に陥ったのかなど、報道には出てこないものの疑問に思う点が少なくありません。

当初は帰国することを希望していた被害者の方が、翻意して日本へ滞在し続けることを希望するに至るまでの間にも、それなりの事情があったにせよ、やはりそう推奨されたがゆえではないかと考えてしまうような部分もあります。

そのことに関しては別で、先日のブログ記事にも書いてありますので、もしよろしかったらそちらもどうぞということで↓

関連 入管での問題が多いようですが…

もちろんこのことについては、実際に現場で何が起こったのかを見たわけではありませんし、本当に公開されている情報と、それらを個人的にどう捉えたかによって、「こう思う」という個人の意見を形成しているにすぎません。

真実がどうなのか、本当に問題があったのはどこ(複数の可能性も)なのか、それを実際に知るのはまた調査が進んだ後ということになりそうです。

ですがこれから行政書士として国際業務に関わっていきたいと考えている以上、知らぬ存ぜぬでは済まないでしょう。少なくとも情報を集め、今の国際業務を取り巻く問題として何があるのかなど、その程度のことはきちんと認識し、どうしていくべきなのか?ということを自分の意見として持っている、そのぐらいの深い知識は持ち続けることができるよう心掛けます。

処分事例も度々見かける、確かな知識を得た上でさらに慎重にならなくては

それから、行政書士の行う国際業務に関しては、ニュースなどでも度々「行政書士を逮捕」などの見出しを見かけます。

同じ行政書士の、当然先輩である誰かがどこかでやらかしている、それを見るのはなかなかキツいですが、やはり不法就労の助長など、あってはならないことをして捕まっているような、そういうことが多いような印象です。

もちろん、本人は「知らなかった」ということもある…のかどうかはちょっとわかりませんが、少なくとも知らなかったからといって許される類のものではありません。

また、知識、経験不足で業務に飛び込んだ場合、悪質なブローカーなどに引っ掛かり、結果としてよろしくない行為をしてしまう可能性もゼロではないでしょう。

そういうことには絶対にならぬよう、書籍、場合によっては研修会等で知識を得て、そこからさらにさらに慎重になって、守るべきルールをしっかりと確認しつつ、国際業務に関する業務を実際に受任するための準備を進めていきます…

行政書士おぎ事務所

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